最近「めまいは体を締め付けたせいだった」といった記事を書いたばかりですが、なんだか頭くらくらするな~という事で、耳鼻科に行ってきました。
私は高音が聞こえない老人性難聴なのですが、最後の受診以来、聞こえ方が大きく変化する事は無かったため、難聴でかかるのは約2年ぶりです。
このめまいの症状は、とうとうメニエールを発症してしまったのか…
この日の聴力検査や診断結果などを書いていきたいと思います。
目次
【症状】高音の耳鳴り老人性難聴に加えて、少々めまいが…
・デフォルトになっている高音耳鳴りと老人性難聴に加えて、頭がくらくらする
・耳鳴りと高音の聞こえ方も明らかに悪化している
・めまいも少々あり、頭がくらくら、ボーっとする(私の場合甲状腺の持病の影響でもめまいがあるためこれは耳が原因かは不明)
・毎年、花粉症の季節は難聴が悪化する傾向あり(鼻づまりの影響もあり?)
最近、めまいがあったけど、気のせいだったか…といったブログを書いたばかりでしたが↓↓
この時は、身体の締め付けを無くす事でめまいが完全におさまりましたが、また、くらくらとめまいがするようになってきました。
毎年、花粉症の鼻詰まりのせいなのか、3月頃から難聴の調子も悪くなるのですが、今年は耳鳴り&聴力悪化だけでなく、めまいまで出てきているので、あわてて耳鼻科を受診する事に。
しかし、ややこしい事に私は橋本病を持っていて、甲状腺炎などを起こすとめまいを起こします。
何が原因かはわかりませんが、聞こえずらさの悪化は放置してはいけない!と、難聴発症時に学んだので、急いで病院に行きました。
【聴力検査の結果】高音の聞こえが悪化、ティンパノメトリーも左にズレ、メニエールは・・・?
聴力検査結果
・聴力検査の結果は大きくは変わっていない
・右耳の高音の聞こえが悪くなっている
・めまいの自覚があるとの件。メニエールを発症すると聞こえずらくなる低音部分は聞こえているようだが、以前よりも落ちている部分が気になる
・難聴が悪化した自覚やめまいの症状などが最近出てきたという事で、これ以上悪化させないという意味でもステロイドを飲む価値はある(早期対応が肝心)
耳鼻科の先生はこのような事を言っていました。
何が原因で再発、悪化したのかはわかりませんが、症状が悪化した時にステロイドをどれだけ早く投薬できるかが肝心だと身をもって感じていたので、ステロイドを飲む事にしました。
さらに、気になるのがティンパノメトリー検査の方です。
・外耳道を密閉し空気圧を変化させながら、外耳、鼓膜、中耳の振動しやすさを測定する検査
・耳栓をして一旦外耳道内に空気を送り加圧して、そこから減圧していき、鼓膜などの変化をみる
・グラフの形でA型、B型、C型に分類される
・A型は正常、B型は滲出性中耳炎や癒着性中耳炎、C型は耳管狭窄症や滲出性中耳炎などの可能性
ティンパノメトリー検査結果
・結果は今までと比べてゼロから左にズレている(C型より)
・花粉症もあるので鼻詰まりの影響も考えられる
・ステロイド投薬を開始して、1週間後、結果をもう一度確認する
・気になるのは、こちらの検査を右耳に行った時、圧がかかる際に痛みがあった(左はなし)
【難聴悪化の原因】現時点で考えられる悪化の原因は?
まだステロイドも飲み終わっていないので、何もわからない状態ですが、私の場合甲状腺の持病の影響もあるかな、と感じました。
間違いなくメニエールを発症したと思いきや、低音の聞こえはそこまで悪くないんですよね…。
「じゃあこの難聴悪化やめまいによる体調不良は何がいけないんだ…?」と思いました。
そのため、橋本病の病院も予約して近々検査に行く事にしました。
こちらの数値が悪ければ、こちらの病気も関係がありそうですしね。
さらに、今回の一件で気になったので、橋本病と難聴の関係についても調べてみたのですが、どうやら橋本病を含む自己免疫疾患の持病を持つ人は難聴になる確率が高いらしいです…。
さらに進行も早いみたいですね…。
もう踏んだり蹴ったり…。
とにかく、今はステロイドを飲む事で症状が落ち着いています。
ステロイドってすごいですよね。肩こりや首こりまで消滅しました。
別途飲んでいた花粉の薬もステロイド投薬中は飲んでいないのですが、花粉の症状も出ません。
全ての炎症や免疫のスイッチをオフにするイメージ。まさに劇薬。
もちろん、現在のように必要な時は飲みますが、個人的にはあまり飲み続けたくないな…というイメージ。
【結果】ステロイド投薬で体調がだいぶ落ち着く…このまま聴力も回復してくれ~
今回、聴力悪化とめまいの症状で慌てて耳鼻科に行きましたが、本当にすぐに駆け込んでよかったと思いました。
出されたステロイドを飲むと、めまいの症状は無くなり、肩こりや頭痛、花粉症までも消滅。
聞こえの方はまだよくわかりませんが、日常生活を送る上で感じていた不調が一旦落ち着いた感じです。
聴力も回復してほしいな…。
さらに、今回のめまいの症状で持病の橋本病と難聴の関係も疑う事ができました。
実際に、「橋本病患者の人は難聴になる確率が高く、進行も早い」という研究結果もあるそうで…
残念ではありますが、まずは自分の身体をよく知る事が聴力回復の一歩だと思うので、受け止めて頑張っていこうと思います。
橋本病の方も数値が安定していたので、2年ほど通院を放置していたんですよね。
こちらも定期的に通おうと思いました。
1週間後の聴力検査の結果や、橋本病の診断結果もこちらのブログで紹介していこうと思います。
私と同じような悩みを持っている人の、何かヒントになれば幸いです。