カラオケ90→70点へ…難聴は左右で聞こえる音程が違う!片耳難聴者が音楽や大音量を楽しむ方法

私は片耳難聴になってから、左右で聞こえる音が違います。

これって難聴あるあるですよね。

大好きだったカラオケもオンチになり、大音量の音楽が流れるイベントも足が遠のき…

映画館の音もきつく感じるほどです。

今回は、そんな難聴当事者の私の体験や、おすすめの「難聴者が音楽を楽しむ方法」をご紹介したいと思います。

是非最後まで読んでみてくださいね!

ある日、右と左で聞こえる音程が違う事に気づく…(片耳難聴の私の体験)

これは片耳難聴者あるあるだと思いますが、聞こえる方の耳と、聞こえない方の耳で聞こえる音(音程)って違いますよね。

難聴になってしばらく経ったある日。

いつも聞いているラジオパーソナリティの声がなんだか高い事に気づきました。

聞こえる方の耳だけで聞くと、いつもの声。

しかし、聞こえない方の耳で聞いてみると、半音高いんです。

いつもの男性の声が、機械で半音上げたかのような不自然な声になっていました。

そこで、私は音楽も片耳ずつで聞いてみたのですが、難聴の耳は音が不自然に高く聞こえるのです。

なんで?どうして?
なんなの?この聞こえ方…

両耳イヤホンで聞いてみると、気持ち悪くなるほどです…。

どうして両耳で音が違うの?(難聴は脳が聞こえない音を補う)

そもそも、難聴になると脳が聞こえない音を補おうとします。

耳鳴りもその現象の一種で、私のような高い音が聞こえないタイプの人は、脳が聞こえない高い音を補おうと、「キーン」「ピー」といった、高音の耳鳴りを出し続けるそうなのです。

恐らく、その現象のせいなのではないでしょうか?

私の右耳はどんな音を聞いても、高い音が強めに出てしまいます。

そのため、このような左右の音程の差が出ていました。

大好きだったカラオケも難聴後はオンチに…(採点90点代→70点代へ)

難聴になる前はカラオケが大好きだったんですけどね。

この両耳の音程が違う現象や、耳鳴り、耳詰まり、耳への負担を考えると、カラオケに行かなくなりました。

たまに、付き合いなどで行ってみるのですが、自分のオンチっぷりにドン引きします。

精密採点などに挑戦してみても、難聴になる前は90点代だったのが、今は70点代ですかね…。

あんなに気持ちよく歌えてたのに…。

せつないです…。

そんな現実を突きつけられるたびに、難聴になっても歌い続けている歌手ってすごいな~と、いつも思っています。

浜崎あゆみさんとか、堂本剛さんとか。

難聴になってしまうミュージシャンって多いですよね。

そんな難聴の私がおすすめする!難聴者が音楽や大音量を楽しむ方法4選

それでも、カラオケ好きの仲間の多い私は、カラオケに行く機会もありますし、音楽イベントに行く事もあります。

歌は下手になったものの、難聴になってしまった今でもそういった場所での音楽は楽しめています。

片耳難聴の私がおすすめする「難聴者が音楽を楽しむ方法」をご紹介していこうと思います。

① 音量を調節する

・スピーカーの位置をチェック&遠い場所を確保する

・音量調節できる環境であれば、ボリュームを下げる

② 意識的に耳を休める時間を設ける

・音が聞こえない場所や音が小さい場所に行って、休憩を設ける

・カラオケであれば、部屋を出たり、トイレ休憩など

③ ライブ用の耳栓やヘッドフォンを活用する

\私はこんなライブ用耳栓を使っています/

・遮音ではなく、大音量を適切な大きさにしてくれるアイテム

・大音量の音楽イベントやカラオケ、映画館などで有効

\遮音ではなく適切な音量に調節してくれるライブ用耳栓/

④ 何も無い時はティッシュを丸めて耳に詰める

・耳栓を持ち歩く前はこれをしていた

・急なカラオケや、音が響く映画館などで有効

・丸める時の力の入れ具合で遮音を調節できる

・耳に痛く響く嫌な音も軽減される

まとめ(難聴になってからカラオケや音楽は自己満の領域に!逆に自分らしく楽しめているのかも?!)

今回は難聴者が音楽を楽しむ方法を4つ紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

特に、4つ目のティッシュは誰でもできるので、耳が辛い状況などで思い出したら活用してみてくださいね。

お金をかけずに、いつでもできるよ~

まぁ、いろいろネガティブな面を書きましたが

実は、難聴になってから音楽についてはより自分らしく楽しめているとも言えるんですよね。

難聴になる前のカラオケは、聞いている人がいるから上手に歌わなきゃ…どんな曲でも90点代は出したい…など、他者の存在を意識したカラオケだったかな~と思います。

難聴になってからは、「私は難聴でオンチだけど、好きに歌うね~」と、本当に自分が歌いたい曲を人にどう思われようと関係なく思いっきり歌っています。

音楽についても、耳の負担を考えて、自分が本当に行きたい音楽イベントに厳選されるようになりました。

こう思うと、難聴になってからは人の存在を気にせず、より自分らしく、自己満の世界で音楽を楽しめてる?とも言えますよね。

相当ポジティブに変換すればね。

もしかすると、難聴になる人は他人を気にしすぎな人が多いのかな~。

神様が「もっと自己中になれ~そ~れ!他人が気にならなくなるために聴力を失わせるぞ~」なんて、強行突破しているのでは…?とすら思えてきました。

考えすぎかしらね…どうでしょう。

\遮音ではなく適切な音量に調節してくれるライブ用耳栓/

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