iPhoneやiPadなどの電子機器って不可聴音域をカットしているって知ってました?
私はこの事実を知った時、難聴者はiPhoneやiPadなどの「質の悪い音」をなるべく聞かない方がいいのでは…?と、ふと感じたのです。
そこで、数日前から動画や音声を聞く時は、iPhoneから直接聞くのではなく、少しでも音の良いスピーカーに繋いで聞くように心がけたところ…
めまいや頭痛の症状が大幅に改善しております!
今回は、この私の体験を詳しくレポートしていきたいと思います!
目次
電子機器は人には聞こえない音を省いてデータ量を減らしている(人以外には不自然な音になっている?!)
現代の一般的な電子機器の音質は、人には聞こえない音をカットしてデータを圧縮していると言います。
この圧縮は人間の聴覚に基づいた方法なので、耳の良い動物や他の生物にとっては不自然な音質になっている可能性もあるそうです。
私がこの事実を知ったのは、お昼の番組で「アナログレコードが人気!」といった特集を見たから。
なんと…!アナログレコードは、このような不可聴音質がカットされていない音質なんだとか!そのため、音に深みがあり、よりよい音楽が楽しめるそうです。
ちょっと、聞いてみたくなったな…。
難聴の私が聞いても違いがわかるのかな…?
キンキン響かないとか…?
今度、どこかで試しみよう!
この事実を知った時、私は思いました。
「こんなカットされている不自然な音が、ダメージを受けている難聴者の耳にいいはずがない!」と。
最近の、めまいや頭痛は、iPhoneやiPadから直接音を聞く時間が増えた事が原因なのではないか?
思えば、最新型のテレビに変えたら、色々な音が耳にキンキン響くようになってではないか…?
これまで使っていた10年落ちのテレビではそんな事無かったのに…。
音質カットの技術の進歩と共に、難聴になりやすい質の悪い音になっているのではないのか…?
こう感じました。
不可聴音域カットはこのように行われる(音質圧縮の仕組みを紹介)
音域カットが気になったので、どのような音がどのようにカットされているのか調べてみました。
・加齢による聴力の衰えがない若い人を測定した結果に基づいて、人間の耳に聞こえない音をカット
・大きな音に近い周波数帯の小さな音が聴こえにくいという人間の特性に基づいて、聴覚上影響のないと思われる部分もカット
・上記の方法でデータ量を減らした音質をさらに数学的な圧縮を行いサイズを小さくする
このような方法で行うそうです。
こうやって文字にしてみると、だいぶカットされている事がわかります。
聴覚心理学などに基づいた方法で行っているので、人間の聞こえの影響はほとんど無いと言われています。
しかし、耳への影響はどうなのでしょうか。
10年以上前のテレビの音質は耳に痛みを感じることなく普通に聞けたのに、新型テレビにしたら耳が痛くて、音質がキツイ…。
これも、こういった音質圧縮技術の進歩によるものなのでは?と私は感じました。
老人性難聴持ちで補聴器使用の父親も「テレビを新しくしたら、テレビの音が響いて耳が痛い」と、まったく同じことを言っていました。
これって高音難聴あるあるじゃない?
iPhoneから直接音声を聞くのをやめて、スピーカーに繋いでみると頭痛やめまいが大幅改善!
難聴者はもっと音質にこだわった方がいいのではないか?と感じた私は、電子機器音質なのは変わらないけど、少しでもいい音で聞こうと、スピーカーにつないでiPhoneの動画や音声を聞くようにしてみました。
思えば、めまいが出現したのも、iPhoneで動画や聞き流し音声を長時間流す習慣があったからなのかもしれません。
とにかく、気になる事は全て自分で実践!!と、試してみると、
これがビンゴ!!!
スピーカー生活をはじめてから、日ごろ感じていためまいと頭痛が大幅に軽減しています。
テレビのキンキン音が気になる時は、ライブ用耳栓をして聞くようにしたり、テレビの音声も音質のいいスピーカーに繋いで見るようにしてみると、だいぶ調子がいいです。
\遮音ではなく適切な音量に調節してくれるライブ用耳栓/
【結論】難聴者は耳に響く電子機器音質をなるべく遠ざけて、音質を気にするべし
今回、スピーカーにつないで動画や音声を聞くという習慣を思いつきましたが、今のところかなりいい感じです。
普段聞いている電子機器からの音声ですが、恐らく技術の進歩と共に、年々(難聴者にとって)質の悪い音質になっていると感じました。
iPhoneから直接聞く音声は、耳がキンキンと痛くなる事もあったのですが、スピーカーを通して聞くと耳に響く事はありません。
やはり、耳に違和感を感じる音は生活から排除していかなきゃですね…。
今回の結論
「難聴者は少しでも耳に違和感を感じた音は、なるべく遠ざけるべし!」
私の経験が参考になれば嬉しいです。
\小さくてどこにでも持ち運べるものがおすすめ/
私は3、4千円ほどの安いものを使用していますが、耳はキンキンしません。
自分の耳にあったスピーカーを1つ持っておくといいと思います。